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!!
レイ「………っ…」
血を流しているのはレイの手だった。刃はリュカの首の1㎝手前で止まっている
パシっ
レイは空いている片方の手でリュカの頬を思いっきり叩いた
高い乾いた音が洞窟いっぱいに広がる
レイ「何してんのよ!!」
リュカ「………う…るせー…邪魔すんじゃねーよ!!」
リュカは叩かれた頬を抑えながら叫んだ
パシっ
レイはもう一度叩く。レイのはたきはかなり痛かった
リュカ「……っ…2度も叩くんじゃねーよ!!」
レイ「うるさい!!あんたわかってんの!?自分が何しようとしたのか!!自分の命大切にしない人が他人を救えると思ってんの!?」
リュカ「……っ…うるせーよ!!お前に説教される筋合いねーんだよ!!お前にわかんのかよ……お前に俺の気持ちが解るわけねー!!」
レイはその言葉を聞いて下を向いた
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