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「すげーうめー!」
レイの顔は笑顔であふれ、食器の音をたてながら豪快に食べていた
「そうかそうか。
どんどん食べてけ!!
本当に今回は助かった。
息子とケンカしたら我を忘れて家に穴を開けちまうんだな~ガハハハ」
……ありえねー60歳とはとても思えねぇ
さすが筋肉ムキムキ…
「あれはオヤジが悪い!!
目玉焼きには絶対ソースだろ!!」
「何を!!目玉焼きにはしょうゆに決まっとる!!」
……ちっさ!!そんな事で家壊すちゃうの!?
レイは慌ててイスから立ち上がりにらみ合っている2人の間に立った
「2人ともやめろ!!落ち着けって!!」
「「他人は黙ってろ」」
声を揃えて言う2人
流石、親子だ
「……ハイ」
仲が良いんだか…
悪いんだか……
2人はまるでライオンのようだ
レイはそんな2人に押されてしまった
2人はプイっと背を向けてしまった
「だめだこりゃ」
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