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「おーい。大丈夫?多串クンに総司クン。」
銀時が屋根の上から声をかけると、
「やっぱテメェかァア!危ねェだろォォが!つか、多串って誰だ!!」
「旦那ァ、総吾でさァ。マズいですぜ?本家の名前をだしちゃァ。」
下にいたのは、新選組、鬼の副局長、土方と、斬り込み隊長、沖田だ
「危ないって言ったろォ?」
「だからもっとテンションあげて言えや!!分かんねーだろ!!テメェ、降りて来い!!今日こそ、叩き斬って・・・がっ!!」
全てを言い終わる前に、銀時の投げたメットが命中
「ナイスでさァ。」
「・・・上等だコラァ・・・。総吾ォ!お前の刀貸せェ・・・。」
「おいおい。またかよォ・・・テメェじゃ俺に勝てねェよ。」
銀時は面倒臭そうに、刀を受け取る
「ククク・・・。白夜叉相手に殺し合おうなんざ、狂気の沙汰じゃねェな。」
少し離れた場所から、高杉は面白そうに2人を見ていた
「笑い事じゃないぞ!銀時が負けるわけながな・・・。」
桂も高杉も銀時の強さを知っていた
「坂本のバカが止めに入ってるぜェ?」
「おんしら、こげな所で刀を振り回したら危ないぜよ?」
「誰だ?テメェ。すっこんでろ。」
イライラした口調で土方は、坂本を睨み付ける
「わしは、坂本 辰馬じゃ。」
「昔の馴染だよ。」
銀時が説明を付け加えた
「土方サン、坂本 辰馬といやァ『快援隊』っていう、でっかい会社率いてる社長でさァ。下手に喧嘩売ると、首が飛びますぜィ?・・俺は、構わねェですが。寧ろ、死ね土方ァ。」
「んだとォ!?切腹しろ!総吾!!」
「そーゆうことじゃきー、早ォ帰るんじゃな。」
「ハイ、刀有り難う。総一郎君。」
「旦那ァ、総吾でさァ。」
「チッ・・・。」
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