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「(ったくよォ・・・。何だよ。アイツら・・。でも、4人揃うたァ、珍しいぜ・・・。)」
着替えながら、少し頬が緩むのを感じる
「(新八と神楽帰ってきたら、どぅ説明すりゃァいいんだ?)」
木刀と高杉の刀を腰に差し、3人がいるところに戻る
「とりあえず、朝メシにすっぞ・・・。」
「銀時、お前らは座ってろ。俺が、作ろう。」
桂は初めからそのつもりだったのか、台所へ行くと手際よく調理をしだした
銀時は、高杉の横に腰を据える
「お前、こんなにのんびりしてていいのかよ?見つかったら、ヤベェんじゃないの?」
「はっ。テメェもしょっぴかれるぜェ?」
「俺ァ、ストーカー(近藤)、腹黒(沖田)、瞳孔開気味(土方)に負けるほど、落魄れちゃァいねぇよ。」
「ククッ・・・。そりゃァ、『白夜叉』が本気になりゃァ、幕府の狗は一溜まりもねぇな。」
「おんしら、物騒な話じゃの。そーいや、眼鏡とチャイナさんはどげなした?」
「神楽は新八の家だよ。夕方には帰るだろうよ。」
何だかんだ雑談していると、朝食が出来上がった
「この面子でメシたァ、久々だな」
「昔に戻ったみたいじゃ。」
「『今日』だからこそ・・・だろう?」
高杉と坂本は、桂の言ったことが理解できたが、銀時は幸いなことに、理解していない
「?。んだよ・・・テメェら、気持ちワリィな・・。」
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