*彼氏*

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あたしは妙に緊張しちゃって 入り口にたたずんでいた。 「こっちきなよ!」 蓮夜は自分が座っている ベッドを指差していた。 「…う……うん。」 ぎこちなく隣に座る。 いい香りの香水と シャンプーの匂いがする。 「あっ…この香り好…!?。」 蓮夜はあたしを押し倒して 耳元でそっと言った。 「…だめ…?」 「………いいよ…。」 蓮夜は優しくあたしを 抱いた。 と思ったら事が済んで すぐに「帰っていいよ!」 って言われたのね。 ヤリ目ですか!?!? みたいな。
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