自分の存在

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「さて今度は……右足三十パーセント……左足三十パーセント……やっぱりキツいか……」 右足左足の両方が光、椿は少し浮いている 「クッ、出力……三十パーセント、四十パーセント…」 《マスター、それ以上は!》 「クッ………」 椿は魔力を抑え、勢いよく落ちてきて着地した 「ハァハァ……やっぱり駄目かぁ!うな~!疲れた……」 《少し休まれた方が良いですよ》 「そうか、分かったよ、30分位休憩だな……それから再開だ」 アリスの提案で休むことにした椿は、少しの間横になるとアリスに伝えて眠ってしまった 「スゥスゥ……」 (ハァ、まだ出会って日は経っていませんが、無茶をする人だな~) アリスはため息を付きながら寝ている椿に向かって言った (マスター……貴方にはまだ話していない事があります、でも、これを話してしまったらマスターは……、まだ然るべき時まで待ちましょう) そしてアリスも少しだけ休むことにした
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