それは小さな願いだぜ

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「に、してもなぁ~、いくら劣化コピーだからって。少しチート過ぎやしませんかね~」 ベンチに座り、だらけながら言う椿。 《まぁ良かったじゃないですか、魔眼の効果も分かった事ですし》 「でもなぁ~、一応今コピー出来たテバイスは、RH、BD、GA、RT、KBか。」 《今の所はテバイスのみですが………普通の武器とかはどうなんでしょうか?》 「さぁ……………やってみるか」 そう言うと椿は立ち上がり、手に魔力を集中した。 「来い……来い……来い、ハァァァァ!!」 手に光が集まり、ドンドン形になっていく。 《これは…………槍?》 やがて光が収まり、椿の手には槍が握られていた。 「………魔槍ゲイ・ボルグ」 《……神話、クーフーリンが持つとされていた槍……ですか》
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