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「あ~らら、行っちゃった……」
な「あっ………」
二人はかなり遠くまで行ってしまったヴィータを見る。
そこへ、RHが話かける。
RH《マスター》
な「……うん」
二人から離れたヴィータは一回止まる。
ヴ「よし、ここまで離せば攻撃もこねぇ」
そう言うとヴィータはGAを振る。
そして足元に魔方陣が展開する。
ヴ「次元転送………え?」
ヴィータは遠くにいる二人を再び見た、そこには。
RH《マスター、トライエッジ》
な「いくよ!久々の長距離砲撃!」
RH《ロードカートリッジ》
ガシャン!
ガシャン!
RHのカートリッジが二回ロードされる。
「なのは、サポートするぞ。久々なら外す確率も高い」
な「うん、ありがとう椿君。でも、私とRHならやれるよ!」
それを見ていたヴィータは。
ヴ「まさか……撃つのか!?あんな遠くから!?」
そう言っている内にRHの先にドンドン魔力が溜まっていく。
RH《ディバインバスター、エクステーション》
な「ディバイィィィン………」
「おいおい、でかすぎやしねぇかそれ?」
椿が驚くのも無理はない。RHの先に溜まっていた魔力が更に大きくなった。
な「……バスタァァァァ!!!」
ドカン!!
RHからディバインバスターが放たれた、その軌道は真っ直ぐヴィータを捉えていた。
ヴ「嘘!?」
ディバインバスターはヴィータに当たった………と、思われたが。
チッ!
シュン!
ヴィータのバリアジャケットを掠めていった。
な「そんな!」
ヴ「ひ……冷や冷やさせるぜ。よし、今度こそ」
ヴィータは安心して次元転送しようとしたが。
「俺様を………忘れるな!?魔眼解放!!来やがれ、RH!!!」
椿の手にはRHが握られていた。
そして………。
RH(偽)《ロードカートリッジ》
な「えっ、え!?な、何で椿君がRHを!?」
ガシャン!
ガシャン!
「話は後だ」
RH(偽)(ディバインバスター、エクステーション)
「ディバイィィィン……バスタァァァァ!!!」
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