それは小さな願いだぜ

26/33
前へ
/391ページ
次へ
「あ~らら、行っちゃった……」 な「あっ………」 二人はかなり遠くまで行ってしまったヴィータを見る。 そこへ、RHが話かける。 RH《マスター》 な「……うん」 二人から離れたヴィータは一回止まる。 ヴ「よし、ここまで離せば攻撃もこねぇ」 そう言うとヴィータはGAを振る。 そして足元に魔方陣が展開する。 ヴ「次元転送………え?」 ヴィータは遠くにいる二人を再び見た、そこには。 RH《マスター、トライエッジ》 な「いくよ!久々の長距離砲撃!」 RH《ロードカートリッジ》 ガシャン! ガシャン! RHのカートリッジが二回ロードされる。 「なのは、サポートするぞ。久々なら外す確率も高い」 な「うん、ありがとう椿君。でも、私とRHならやれるよ!」 それを見ていたヴィータは。 ヴ「まさか……撃つのか!?あんな遠くから!?」 そう言っている内にRHの先にドンドン魔力が溜まっていく。 RH《ディバインバスター、エクステーション》 な「ディバイィィィン………」 「おいおい、でかすぎやしねぇかそれ?」 椿が驚くのも無理はない。RHの先に溜まっていた魔力が更に大きくなった。 な「……バスタァァァァ!!!」 ドカン!! RHからディバインバスターが放たれた、その軌道は真っ直ぐヴィータを捉えていた。 ヴ「嘘!?」 ディバインバスターはヴィータに当たった………と、思われたが。 チッ! シュン! ヴィータのバリアジャケットを掠めていった。 な「そんな!」 ヴ「ひ……冷や冷やさせるぜ。よし、今度こそ」 ヴィータは安心して次元転送しようとしたが。 「俺様を………忘れるな!?魔眼解放!!来やがれ、RH!!!」 椿の手にはRHが握られていた。 そして………。 RH(偽)《ロードカートリッジ》 な「えっ、え!?な、何で椿君がRHを!?」 ガシャン! ガシャン! 「話は後だ」 RH(偽)(ディバインバスター、エクステーション) 「ディバイィィィン……バスタァァァァ!!!」
/391ページ

最初のコメントを投稿しよう!

823人が本棚に入れています
本棚に追加