それは小さな願いだぜ

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ヴ「ま、また来た!?」 ドカン! 椿が放ったディバインバスターはヴィータに直撃した。 「くふぅ………たーのしっ♪」 RH(偽)《直撃ですね》 「ちょっちやり過ぎた感じはしたが、ま、大丈夫か」 RH(偽)《そうですね》 何気に酷い椿とRH(偽)であった。 な「つ……椿君!?これは一体……」 「だから話は後だ、今は前に集中しろ」 椿はディバインバスターを放った後でも前を警戒していた。 ヴィータがいた場所は煙りに覆われていた。 そして煙りが晴れるとヴィータの姿が辛うじて見えたが、それと同時に、もう一人人影があった。 「やっぱり一割程度じゃ防がれるか」 な「えっ!!あれでたった一割!?」 ヴィータの前には仮面をつけた男がいた。 ヴ「あ………あんたは?」 仮面「逃げろ………闇の書を………完成させるのだろ?」 そう言われヴィータは転移を始める。 それを見ていたなのはが。 な「ディバイィィィン」 ディバインバスターを放とうとしていた。 それを見ていた男はカードを取りだし投げる。 RH《バスター》 な「あっ!!!」 なのはの周りに青い輪のような物が囲み、そのままなのはを縛った。 な「ぐうぅ!!……バインド?そんな!あんな距離から……一瞬で!?」 ヴィータはその隙に何処かに転移してしまった。 な「ぐうぅぅぅ!!!」 なのははバインドを無理やり引きちぎる。 RH《ごめんなさいマスター》 な「ううん、私が油断したせいだよ」 バインドを引きちぎった時にはもうヴィータと男はいなかった。 それに椿も。 な「あれ?所で椿君は?」
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