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椿はピキっと体が固まり、いきなり黙り始めた。
《どうしましたマスター?》
椿がいきなり黙り始めたので、心配してアリスが話しかけたが。
「………寝よう。おやすみ~」
椿は布団を顔まで被り、寝た。つうか逃げた。
それから数秒ではやてとヴォルケンリッター達が表れた。
医者がはやてをベッドに移動させ、話を始める。
医者「うん。大丈夫みたいね」
は「はい、ありがとうございます」
シャ「はぁ……ホッとしました」
は「せやから、大袈裟やて。ちょう目眩がして胸と手がつっただけやて言うたやん。もう、みんなして大事にするんだから」
シャ「でも、頭打ってましたし……」
シグ「何かあっては大変ですから」
シャマルとシグナムは心配そうにはやてを見る。
ヴ「はやて、良かった……」
医者「まぁ、来てもらったついでに検査とかしたいから、もう少しゆっくりしてってね。あと、相部屋の子、はやてちゃんと同い年だから、仲良くしてあげて?」
は「相部屋の子って………あの布団被って丸まってる子ですか?」
はやては隣のベッドに目線を向ける。
そこには丸く膨らんだ掛け布団があった。
医者「あら?もしかして照れてるのかしら?」
そう言うと医者は椿のベッドまで行き。
医者「椿君?出てきなさいよ。照れてるの?」
と、少し意地悪く言う。
「………にゃははは……椿はただいま「って……椿君なん!?」……わ~い、ばれました~って、椿は椿は驚いてみたり」
はやては二人の会話を聞いていて、椿の事を思い出した様だ。
しかも椿はどこぞの打ち止めよろしく、口調がおかしくなる。
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