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「取り合えず、街を見て回りますか」
俺は行く宛ても無いし特にやることも無いのでこの海鳴市を見て回る事にした
「なぁｱﾘｽ、お前さ、何で俺がこの世界に飛ばされた理由知らないか？」
俺は歩きながらこの世界に飛ばされた理由を知らないか聞いた
《はっきり言って分かりません、そして、私は何故マスターのポケットに入っていたのかも分かりませんし》
「そうか……今思ったが、俺はこの世界に来る前は何をしていたのか分からないんだよな～」
俺はサラッと言ってみた
《マスター、もしかして貴方は記憶喪失なのでは？》
「うん、それだな、記憶が全然無いんだ、でも、かなりのｱﾆｵﾀってのは覚えてるんだよ」
《その前に!サラッとそう言う事は言わないでください!危うく流してしまう所でしたよ!？》
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