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桃子「あらもう7時、皆を呼んで来なくちゃ、椿君、なのはを起こしてくれないかしら?」
「分かりました」
椿はソファーから立ち上がり、ドアを開け廊下に出た
「……おかしい、確かなのはは6時半位には公園に行ってリンカーコアの調整?みたいなのをしているはずじゃあ………あ!!」
椿は二日前の戦闘を鮮明に思い出した
「そうだった、俺がなのはを助けたからか……だからシャマルにリンカーコアを取られなかった、しかも俺がシグナムと戦ったせいでRHだけが損傷し、バルディッシュだけ壊れなかった、だからRHだけ自分の意思でカートリッジシステムを搭載しちまう………なんでさ」
椿はガクリと項垂れながら階段を登って行く
「やはりこの物語……いや、この世界にとって俺は、俺の存在はイレギュラーなのか……だから話が変わっていく、だったら修正しなきゃならないな………だが、どうやってバルディッシュにカートリッジシステムを………」
椿は腕を組みな考え事しながら歩いていた、そしていつの間にかなのはの部屋まで来ていた
「………ありゃ?いつの間にか着いてた、まぁ良いか」
椿は気にもせずにドアを開けた
「…………やっぱりまだ寝てたか」
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