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. 「怖い?違うだろう。 それは、気持ちいいって言うんだ。 ここが前立腺。お前のイイところだ。 泣いてないで見てみろよ。お前の身体は正直者だなぁ。こんなに沢山蜜を吐き出しながらまた、立ってる」 そんな言葉を首を横に振りながら兎月は荒い息を吐いた。 見たくなんかない…。ただ解放して欲しいと願いながらしかし、叶うことはない。 「ココだぞ、1125。 よく覚えておけ」 渫呀がもう一度、前立腺であるシコリに触れた。 「…ヤアァァァァァァァ!!!!」 もう一度ビクンと背が反り返り兎月から甲高い女の様な悲鳴が上がる。自身からも薄く透明に近い蜜が迸った。その蜜は、自身を濡らし自らの腹をも汚した。 その瞬間に兎月の意識は、激しい白い光と涙と共に暗い闇へと沈んで行った。 クタリと兎月の身体から力が抜けると渫呀は、蕾からクチュリと指を引き抜いた。そして、溢れる兎月の涙を拭った。 「…さぁ、これからが始まりだぞ? お前が売られるまで、たっぷり楽しませてくれ…」 気を失い聞こえることのない呟きを兎月の耳元で囁きながら渫呀は、抱き上げ浴室へと向かうのだった。 .
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