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『あれは私のせいですから…』
総司は辛そうな顔を見せる。
『お前のせいじゃねぇよ、コウが弱かっただけだ。』
土方は頭をぐしゃぐしゃ掻き出した。
『あぁ～もう面倒くせぇなぁ。とにかく女つーもんはな嫉妬深い生き物なんだよ。お前がコウといるのを見ただけで紗智は嫌なんだよ、理由があろうとな。』
土方は怒鳴る様に総司を叱りあげる。
総司は俯いたまま大人しく話しを聞いている。
『分かったならコウの事しっかりしろよ！』
『…はい。流石は女たらしの土方さんですね。女子の事良く分かってる。』
総司は嫌味っぽく土方に言う。
むしゃくしゃした総司は土方に八つ当たりした。
『あぁ何だてめぇ喧嘩売ってんのか？』
『別に…』
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