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天井を歩き此方に来る糸魔木
そして、糸魔木の背後、
正しくは廊下からだが肋骨のようなラインが入った黒いタイツに身を包み眼を模したマークの入ったベルト、
そして顔は、丸い容器に覆われ中には、ゲル状の液体が入っている。
人間とは到底思えない兵士達がぞろぞろと現れ手に持った
ウージーサブマシンガンを二人に向けた。
「残念なお知らせだ~が
お嬢ちゃんの仲間は、俺っちの部下がブチ殺して差し上げちゃったりしちゃったりしたよんよんよ~ん
キ~キッキッキッキッ!!」
高笑いをしながら近付く
糸魔木に明日香は、狙いを定め発砲した。
弾丸は、糸魔木の眉間に当たり天井から落ちた。
「喋り過ぎよ!変態……」
「キ~キッキッキッキッ
いきなり撃つってか?
ひで~なぁ~お嬢ちゃん」
地面に落ちた糸魔木は、
ムクリと起き上がると眉間を貫いた筈の銃弾が落ちる。
眉間には撃たれた弾丸の傷が、見る見るうちに再生していくではないか。
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