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「ゼルバ・セルの再生能力…」
「俺っちに当てた礼だ
派手にブチ殺してやんよ
メーバー共、撃ち方用意!!」
糸魔木の合図でサブマシンガンを構えるメーバー
隠れる場所は無い。
これでは、蜂の巣にされてしまう。
明日香は死を覚悟したその時だった。
「ジィーッ!?」
空のマシンガンがメーバーの
顔面に直撃し銃弾は、彼女を反れた。
「何だ!?」
押し倒されたメーバーに
思わず視線を外した瞬間、男の脚が糸魔木の側面を捉えた。
キックは、見事に糸魔木の顔面を直撃し砕けた音が響く。
「事情は知らないが、女性一人に酷くないと思わないか?
あんた?」
「プロトB………」
「ギッ…キッキッキ!
テメェ…半端な実験材料の分際で粋がるなよ……ボケが!!」
男の足を掴む糸魔木
しかし、糸魔木の顔は先程までのにやけ面と違い
徐々に異形の顔へと変化していく。
裂けた口から牙が生え
額から二つの眼が現れ四つ眼に変わり赤い髪の隙間から角が生えた。
その姿は、まるで蜘蛛そのものである。
「このスパルダン様に楯突いた事を後悔しな!若造!」
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