37人が本棚に入れています
本棚に追加
「レイスは怪我を治さないといけませんから大人しくしていて下さいね?お嬢様はお風呂に入られてはいかがですか?旅でお疲れのようですから」
お嬢様にお風呂に入るように促すと、そうねと返事をして着替えをもち、風呂へと向かった。
私は暇なのでテーブルの上に腰の後ろに隠した銃や腕につけていたナイフを取り出し、手入れをすることにした。
「ねぇりょーや、なんで旅をしているの?」
私が武器の手入れをしているとレイスが旅の目的を聞いてきた。
「旅の目的ですか…。少し長くなるかもしれませんがいいですか?」
レイスが小さく首を縦に振るのを確認すると私は旅の目的を話すことにした。
「あれは…3年前のことでした…」
最初のコメントを投稿しよう!