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「何かあてはあるのか?」  猛は僕にそう聞いた。 「実は飛鳥が死ぬ直前に僕に旧校舎って言ったんだ」 「なるほど」  そうあの学校は神並学園の旧校舎なのだ。飛鳥は学校のどこか、多分生徒会室で旧校舎の写真か何かを見て知っていたのだろう。  死んでしまった今では確かめる術もないが…… 「なら一度学校に行こう。そこで旧校舎の場所やらを調べる」 「わかった」  僕らは学校に向かう。すぐそこだから数分もかからずたどり着いた。
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