第一章§平穏な日常

5/5
前へ
/308ページ
次へ
『何ッ、そろそろ時間ではないか…折角もっ●け★セーラー服聞いてたのに…チキショー!!』 独り言喋ってないでさっさと学校行かないのかと思う物である。 『ナレーションうるさいぞッ!!』 ―――――――― 『あわわわわッ…ちッ、こッ、くッ!!』 言わんこっちゃ無い。 『あー、猫。』 ひょいッ。 『この耳こそ萌え要素!!!』 道路のど真ん中にしゃがみこむ。 寄り道せずに学校に行けと習わなかったのであろうか…  「おいッそこの嬢ちゃんッ!車が来てる!!危ないぞッ!!!」 『へっ??』 「早くッ、そこか…」 ――キキィィィィィィィィィィィッ 『……………』 ナレーションが自業自得だと思ったのは置いといて…車に引かれた綾菜はそこで意識を手放した。
/308ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1990人が本棚に入れています
本棚に追加