第一章§平穏な日常

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『どーでもいいのにな、そーゆー事…。』 綾菜は小さくため息をつく。 ―――――バタン 家に帰宅した綾菜は即ベッドの上でケータイをいじる。 『あッ、土銀///…えッ、オズギル///…このサイト宝箱だな……ブツブツブツ』 どうやらBL画像を探しているらしい。 独り言も多い正真正銘の腐女子である。 先ほどのシリアス感はどうした…。 『…眠ッ。部活やりすぎたかな…。深夜アニメ見なきゃなんないのに…………むにゃむにゃ…』 綾菜は深い眠りについた。 風呂に入ってから寝て欲しいものである。
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