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ガタンゴトン…ガタンゴトン…
只今、水族館帰りの電車の中にいる。あえて言うなら、今日のメインは買い物だったのだが…
まぁ千歳の満足そうな顔を見れば…
｢………………｣
……またなんか暗い顔をしている。電車にトラウマでもあるのか？
なんかこの空気のまま残すこと後一駅。駅的な最寄り駅は千歳、俺の順である。
ぐいぐい…
すると千歳が引っ張ってきた。
｢今日…わ…あり…がとう…｣
"今日"って部分が読みづらかったけど、言いたい事は伝わった。
｢お役にたてたなら良かったですよ｣
次は～○○駅○○駅
千歳が降りる駅だ。
｢………………｣
表情がさらに暗くなった千歳は、降りる瞬間に俺に何か手話をした。
そして電車を降りると、こっちを振り返り、
｢いみ…ありがとう…｣
そんな風に言い終わると同時に、ドアが閉まった。
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