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転校生を除けば普通の学校生活であり、いつも通り４時間目が終わるまで、やたら長く、そして淡々と授業が続き…やっと昼飯までたどり着いた。
その間、俺の後ろからは咳や字を書く音などの物音以外の音はしなく、ホントに喋れないんだな、とか思っていた。
俺は飯は仲のいいやつと３人ぐらい固まって食べている。
｢なあ、今回の転校生、どう思う？｣
そんな友達Ａの質問に、
｢どうって言われてもなぁ…｣
友達Ｂはそう答える。
｢俺が思うに、見た目はかなり良い線をいってると思うぜ？｣
｢確かに言われてみれば｣
｢だろ！高瀬もそう思うだろ？｣
｢俺は分からん｣
｢ま、お前の意見は当てにしてないからいいさ♪｣
｢そうかい｣
そんな感じの会話をしながら飯を食った。
正直な話し、俺も千歳さんは十分整った顔をしてると思う。少し幼い顔にも見えるがな。ま、そんな事はキャラじゃないから言えない。いや、言わない訳だが。
後は今日は特別変わった事は無かった。普通の日常、普通の高校生活だった。
しかし、その普通の高校生活がちょっとずつ変わり始めたのは次の日以降の事だった。
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