―小さな蛇と小鳥―

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―それから早くも10年の月日が経ち… 18歳となった瑠璃姫は美しい女性へと成長した。 王様と王妃様は美しく成長した瑠璃姫の花嫁姿を見れる事を夢見て、瑠璃姫が一体どこの殿方と一緒になるのだろうか、と日々楽しみにしていた。 しかし、それからしばらくしたある日の事、王妃様は重い病にかかり、やがて還らぬ人となってしまった…… 王妃様が亡くなった日、瑠璃姫は王妃様の棺の前で一日中泣き続けた…… 瑠璃「…お母様っ……」 そんな瑠璃姫を見て王様は瑠璃姫のために新しい王妃を迎える事を決心したのであった…。
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