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しばらくして、王様は新しい王妃を迎え入れた。
しかし、その王妃は顔は美人だがなんだか意地悪そうで、目は鋭く、髪は深紫色の長髪でそれに漆黒のドレスを着ているいかにも怪しい雰囲気を漂わせる女性であった…。
瑠璃姫は王様によりその王妃に会わせられたが、瑠璃姫はその王妃にあまり良い印象を持てなかった…。
それからしばらくしたある日の夜の事…
瑠璃姫は王様に用があり、王様の部屋に向かった。
瑠璃姫が部屋のドアを開けると、そこには気を失ってうつ伏せに倒れている王様と、その王様を見て怪しい笑みを浮かべている王妃がいた…!
瑠璃「…お父様…!」
すると、王妃が瑠璃姫に気づき、瑠璃姫に鋭い目を向けた!
王妃「フフフ、瑠璃姫、お前はいけない所を見てしまったねぇ。」
瑠璃「…お父様に何をしたの…?」
王妃「王には私の魔術をかけて眠って貰ったのさ。
これからは私がこの城の支配者となる。」
瑠璃「…お父様になんて事を…!
あなたは一体何者なの…!?」
王妃「私は偉大で美しい闇の魔女さ。
この城に美しい者は2人もいらない。
瑠璃姫、お前は私にとってとても邪魔な存在だ。
だからお前には亡き者になってもらう!
さあ、お前達、瑠璃姫を殺しな!」
すると、瑠璃姫の前に闇の魔女の手下と思われる黒い兵士達が現れた!
瑠璃「…!」
瑠璃姫はその部屋から出て、城の中を走って逃げた!
黒い兵士達は刀を構え、どこまでも瑠璃姫の後を追いかけて来る!
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