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とりあえず、優花を抱えてソファーまで運んだ。
そのとき優花は、小さくガッツポーズをしてた気がしたが…
アレは見間違いだろう
さてと…この虹色核兵器をかたずけるか。
……………
…………
………
「すいません、もう一度来てもらっちゃって」
さっき家まで送ったのだが、すぐに来てもらうことになってしまった。
俺が食う分には問題ないが、優花に不味い飯を食わせる訳にはいかない
「気にしないでいいよ、カズくんにご飯を作るのはボクの使命だから!!」
そうだったのか、知らなかった…
「美味しいご飯を食べれるのは嬉しいけど、毎朝来てもらって…ホントに迷惑じゃないんですか?」
「だから、気にしないでいいって。ボクは楽しんでやっているから」
「えっ…?」
ホントに楽しいのだろうか
やっぱり、俺が無理させてるんじゃ…
そんな俺の考えがわかったのか、由緒さんは小さな声でいった。
「ボクの作ったご飯を美味しいって食べてくれる人がいる…それがボクにとってこの上なく幸せなことなんだよ」
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