231人が本棚に入れています
本棚に追加
「……」
ガラガラッ…
俺は無言で手紙を握り潰すと、窓を開き、遥か彼方に向け全力投球した。
…よしっ!!アイツが帰ってきたら海に沈めてやろう。
結局のところ、異常なまでにストレスが溜まっただけで…何もわからなかった。
「キミはほんとに俺の…その…妹なのか?」
額に手を当てたまま俺は尋ねる。
「優花って呼んでください。…私はお兄ちゃんの妹ですよ。」
そう言って、ニコッと笑う。
ちくしょ~可愛いぜ!!
なんか俺に妹ができた。
…これでいいのか?
最初のコメントを投稿しよう!