お坊さんとお菓子屋さんのクリスマス

本編

翌日、理恵に信介から一通のメールが届いた。

｢昨日は楽しかったです。
また会いましょう。By信介｣

二人は居酒屋の再会から連絡を取り合うようになった。

理恵は満月で働き初めて４年が経ち、大きな仕事や、後輩の指導を任せられるようになっていた。

元々、責任感の強い理恵はその事がプレッシャーとなり、ストレスで食事をとれなくなっていた。

理恵『｡oOはぁ、誰かに愚痴を聞いてもらいたいなあ。。。あっ！そうだ！』

理恵は信介に電話をかけた。

理恵｢すみません、ちょっと話を聞いてもらっていいですか？｣

信介｢うん！俺で良かったら！｣

理恵｢仕事がなんだか、ちょっと辛くて、そのせいか、食欲がなくて｡｡｡｣

信介｢そっかぁ、、、でも食べなきゃだめだよ？｣

その日から理恵は家に帰ると毎日信介に電話を掛けるようになった。

つづく。