2人が本棚に入れています
本棚に追加
3)地球の時差と日付変更線のおかげで、
幸いにもサンタクロースは仕事に充てる事ができる時間を
31時間持っている。
これにより、
1軒あたり約822.6分の1秒の間、訪問にあてることができる計算になる。
つまり、ざっと1/1000秒の間に、
各々キリスト教信者の家庭の良い子供たち のところへ、
プレゼントを置くためにそりで訪れ、
その煙突を伝って居間へ降り、
時にはススだらけになりながら
ベッドサイドに掛けられたその靴下を満たし、
何かしら残り物の軽食をつまみ食い、
再び煙突をよじ登り、
そりに戻って次の家に進むことになる。
これら9180万の家が、地球上に均一に分布していると仮定すると、
その間隔は1.3kmと計算によって求められ、
サンタクロースがクリスマスイブに移動すべき距離は
のべ1.2億kmであると結論付ける事が可能である。
サンタクロースの重労働と身体のことを配慮して、
それぞれの家庭に着いてから
プレゼントを置きに行くための時間は無視するものとしても
1.2億kmを31時間で移動するために必用な速度は秒速1040kmの速度であり、
音速の約3000倍程度である。
人間が作り出した最も速い乗り物は、
ユリシーズ宇宙探査機で、
その速度は秒速44kmである。
参考までにこれまでに知られている普通の種類のトナカイは
時速40km、地球上に存在する一般的な男性は時速25km程度で走ることができる。
最初のコメントを投稿しよう!