一緒

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一緒

気づけば優は横たわっていた 私の手は優の首を しっかり握っていた 優の浅い息… でも不思議と私の心に悲しみはなく、何故か私は優に寄りかかり眠りについた 優の呼吸は少しずつ遠くなり、無音になった ふと目が覚めたとき、酸素が喉を勢いよく通り抜けるのが分かった 腹の部分に重さを感じた 温もりは無かった
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