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「貴女がそう思うように優と貴女は対等に惹かれてた訳じゃないのよ」
雨夏は息がつまるのを感じた
「優だって貴方が欲しかったはず…だけど優は貴女の心が見えなくて沈んでいたわ」
雨夏「そんなはずないよ。じゃあ何で私と会ってくれるの?何でキスしてくれるの?」
「貴女も薄々気付いてるんじゃないの?」
ローザの一方的な言葉から問いに変わった
雨夏は何故か
ドキドキして息苦しくなった
ローザに聞こえるんじゃないか…そう思えるほどだった
雨夏「し…知らないよ」
「そんな嘘ついてどうするの?」
雨夏「嘘なんか付いてないよ」
ローザは深いため息をついた
「そんなに自分から言うのが嫌なの?分かってんだから言いなさいよ、人から言われると倍に傷つくわよ?」
ローザが優しくちゅうこくした気がした
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