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時は現代
高校に通う平凡な女の子がおります。
少女の名は
光月 雛(コウヅキ ヒナ)
家は神社で、地元で一番の金持ちである。
「雛~、これからカラオケ行かな~い?」
「桃、ごめん~。今日は家に帰って、儀式やらなきゃいけないから、行けない…」
「え~、雛ちゃん今日来ないの?」
「うん…、ほんとごめんね!」
「雛ちゃん来ないなら、今日は無しかぁ」
「ちょっと~、私がいるじゃん」
「そうよ!私たちがいるじゃな~い」
「おまえらがいてもなぁ、雛ちゃん来ないなら男子のテンション、ドッと下がるぞ」
「拓也、お前あとで…」
「桃、落ち着いて!
今日は行けないけど、また今度誘って!」
「じゃあ、急ぐからまたね!」
「「気をつけて帰ってね~」」
「うん!ありがと~」
はぁ~、時間くっちゃった。
早く帰らなきゃ!
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