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僕はいつも同じ夢を見る
その夢はいつも強い雨が降っている
今まで晴れた空を見たことは一度もない
この夢の中の僕は一羽の鳥だ
雨のせいで翼を広げることの出来ない哀れな鳥だ
いつか雨が止み、羽ばたけることを夢見ている
待ち続けていると急に雲が割れ、太陽が顔を出す
そこには虹も架かっている
待ちわびた大空に僕は飛び立とうと翼を広げ、巣から飛び出す
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――いつもここで夢は終わる
その後のことは分からない
羽ばたけたのか、それとも墜ちたのか
それは僕がこれから生きていく課程で、答えは見つかるだろう
なんたってあの鳥は僕自身なのだから
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