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それから先輩は
店内でデザートを一緒に食べながら、話をし始めた。
私が知りたがりで好奇心旺盛なことを承知の上で、いま此処にいる訳は詳しく語れないけど、とても充実していることや目標があること。
そのために、此処の仕事以外にも掛け持ちで働いていることなどを話してくれた。
「そろそろ、ここ出ようか?」
店を出ると、先ほどまで降っていた雨は止み、代わりに藍色に空が変わっていた。
‐通り雨でよかった‐
「麻美ちゃん?さっきから呼んでたんだけど...大丈夫?考えごとかな?」
「あ...いえ、大丈夫で~す!セ~ンパイ!」
「ね。それやめて学校じゃないんだからさ、名前あるんだし、、、」
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