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「ピピピ…ピピピ…カチッ…」
今日もまたいつもと同じ時間に目が覚める
そしていつもと同じように支度をして
いつもと同じ時間に家を出る
「次は~駅…~駅です」
そしていつもと同じ電車に揺られている
「これ良くねぇ?」
「あっ…それ可愛い」
そして家に帰って後
二人で選んだ部屋の明かりを
今は一人で消して眠りについている
いつもと変わらない日々がまた来る
変わってしまったのは
あなたがいない事だけ…
何もかも悪い思い出ってわけじゃないけど
今の私にはただの足かせにしかならない
そんな思い出ならいっそ
なくしてしまいたい
でも、それすら出来ない
それだけあなたを愛していたから…
忘れられないくらい愛していたから…
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