試験講座 其の弍

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そして翌日 僕はいつも通りに、教室のドアを開けた するとクラスの連中の視線が僕に集中する なんだ………? この雰囲気……… そのまま席に着くと、一柳杏子が話しかけてきた 「聞いたわよ昨日の事、あんた凄いのね……以外」 「昨日の事?なんかしたか?」 「またまたそんな事言って………検定試験の事よ」 ああ……それか 何のことかようやく理解した 「別に凄い事でもないんじゃね?」 「はぁ………」 杏子は深いため息をつく 「あんたはあの『氷帝』と互角に戦ったのよ?凄くないわけないじゃない!」 『氷帝』……… 奴神吹雪のことか……… 「今、学園その話で持ちきり。1年にLEVEL9が現れたって………」 また僕は変な事に巻き込まれるフラグを立ててしまったのか……… なんか嫌な予感がしてきた 穴があれば入りたい 果てしなくそう思う僕だった
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