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それはまさに不幸だった
まさか本当にクラスメイトに出会ってしまうなんて………
しかも、できれば会いたくない奴に出会ってしまった
「どうしたの？こんなところで？」
お約束の第一声
その顔はあからさまに、日曜日なのに１人？みたいな顔をしていた
「まあ………散歩」
僕はふらふらしてたなんて言えなかった
「嘘ね」
バレた………
一発でバレたよ………
もしかして人の心が読めたりするのこいつ？
僕は早くも追い詰められた
「まぁいいわ。パッ君が日曜日に１人で何をしていようが私には関係ないから」
一柳杏子………
恐るべし女だ
ある意味、LEVEL10だよあんたは………
「そうですよ！僕はどうせ暇人ですよ！」
午後１時28分
完全に僕は何かで負けた
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