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俺達はこうして毎朝一緒に登校している。
「光ーおっはよー」
「おう!!はよー」
学校までの道のりを歩いていると、同じクラスの女子だとか、メル友の女子達に挨拶される。
俺はそれに笑顔で答える。
「光ー昨日は楽しかった~!!また遊んでね?」
次に現れたこのちょっとブリッコな女は昨日一緒に帰って遊んだ奴。
「おう!!」
君とはもう遊ばねーよ。
昨日は散々だった。
やたらスキンシップが多かったから…
俺がこんなこと思ってるとは知らずに、その女は満足気に去って行った。
「…また違う女」
雪の小さなつぶやき。
俺は聞きのがさなかったぜ??
でもなんも言い返せねぇ…
だって雪の言う通り、俺は毎日の様に違う女と帰ってるから。
こんな見た目と、俺のやってることから、俺は軽いってみんなに思われている。
俺は軽いのか!?
こんなにも一途にあの娘を想っているのに……
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