学校1軽い男?!

5/23
前へ
/81ページ
次へ
「お前な~」 「うっ??なんだよ?」 いきなり後ろから首を締められた。 コイツは拓也。 高校に入ってから一番仲良くなった奴。 「また今日も女子と帰るのか?」 「だって頼まれたし…それに普通に帰ってるだけだから」 別にやましい事はしてない。 帰り道にどっか寄りたいと言えばついていくだけだし… 俺は女友達感覚で一緒に帰ってるだけ。 だから俺は女友達も多い。 昨日みたいに、やたらスキンシップの多い娘や、家にあがらそうとする娘とは二回目はない。 友達以上の関係は求めていないから。 たまに勘違いして、そんな女子が来るけど、絶対に無理。 俺は本当に好きな子じゃないとダメなんだ。 「まぁ、お前はそんな奴じゃないって分かってるけどさぁ~」 「なんだよ?」 何か言いたげな様子の拓也。 「頑張って好きな奴誘えよ」 「はあああぁぁあ!?」 教室内に響いた俺の叫び。 みんなの視線は勿論俺に。 「ちょっと落ち着けって…」 肩で息する俺に少し焦りだす拓也。 みんなはそれぞれに話し出した。 きっと今の俺の顔は真っ赤。 拓也にあんな事言われたのもあるけど… 今こっち見てくれた? 、
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

66人が本棚に入れています
本棚に追加