0人が本棚に入れています
本棚に追加
秋の夜
この季節になると思い出す
冷えた世界で
君の手の温もりを感じたこと
長い道の中
僕の時は止まったまま
君を待ち続けている
せめてこの気持ち
伝わればと思うけど
想えば想うほど
君を忘れたいくらいに
心が苦しくなる
この想いがどれくらいなのか
計るメモリはないけど
それが一杯になってるのは
溢れ出る雫でわかるんだ
その雫は
僕を潤すことなく
ただただ僕を
苦しめる苦しめる
もしも願いが届くなら
無限にもあるこの気持ちで
君を包みたい
最初のコメントを投稿しよう!