第二章

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友人に半ば強制的にモバゲーに入会させられて一月が経った。 最初乗り気では無かった僕も、自分の趣味に合いそうなサークルに入ったり、クリエイターにコラム的なものを書いたりで、積極的に活動を始め、 友達も随分増えた。 まんまと友人の思惑通りになってしまった訳だが、恋人を失った僕にとってこのサイトは、便利ないい暇つぶしくらいにはなっていた。 そんな時、サイト内に今まで気づかなかったトピックが出来てる事に気づく。 「…質問広場?」 この時は、この機能が僕の転機になるなんて、全く思いもしていなかった。
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