第二章

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ある程度時間が経過したので、 彼女の回答のコメント欄を見てみると、 僕と同じ様に、急に変化した彼女のアバターに対する反応が数多く書き込まれていた。 やっぱり彼女の認知度は高いんだな。 しかしそれはほとんどが 「あんなにカワイイアバターだったのに…」 「元のアバの方が好きです(´・ω・`)」 の様な声だった。 大喜びしたのは僕だけだった様である。 そして、1番最新のコメが、彼女からの皆に対する返答だった。 彼女は、20人はいる一人一人に対してきちんと丁寧にコメ返をしていた。 面倒くさがりの僕にはとてもじゃないが出来ない芸当で、感心していた。
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