第二章

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次の日も、その次の日も、友希の返事は返ってこない。 ああ、失敗かー。馴れ馴れし過ぎたかなー。 なんて考えてると、質問広場に新たな馴れ質が立っていた。 僕も普通に回答して、しばらくするとあっという間に投票とコメが溜まっていた。 ん? コメント欄に、彼女がいた。 もうアバターがあの漫画のキャラでは無くなっていたけど。 「――南さん!今日も素敵なアフロですね!」 ん? 嫌われてたんじゃなかったのかな? ちょっと疑問には思ったけど、彼女がコメントをくれた事が素直に嬉しかった。
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