第零章(上)

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「気分悪いわね…」 会議室から出てきたリカの第一声だった。 「仕方ないわ…アレが幹部なんだから…」 エレンがなだめる。 「アイツいつかぶっとばしてやるわ」 ネティがいつもみたくふざける。 「調子にのらない」 「イッタァイぃ!! また叩いた!!」 いつものように二人に叩かれるネティ 三人の少女はこの時間がいつまでも続くと信じていた。 決して未来を疑わず、変わることのない今を信じ、ルノワース攻撃作戦へと参加する。 この作戦が少女たちの未来に…深く関わることになろうとも。 ただ…「明日」を信じていた……。
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