180人が本棚に入れています
本棚に追加
「ほ…本当に…?」
「おう!」
「よ…よかったあ…あんな怖い市くん初めてだったから…どうしたらいいかわかんなくて…もしこのままずっと話せなくなっちゃったらどうしようって…」
日和は涙目になりながら、一生懸命に思いを伝えた。そんな日和を見て、想平は嬉しそうだった。
「バカだなー。俺らの絆はそんなもんじゃねえだろ?よし!お詫びに今日の放課後、パフェおごってやるから、一緒に帰ろうぜ!」
「市くん大好き~!」
「わーかったから!ほら!早く泣きやめって!」
想平は日和の涙を自分のタオルで拭き取り、額に軽くデコピンをした。
「本当に世話の焼ける奴だな!」
「えへへっ♪ありがと♪」
最初のコメントを投稿しよう!