第一章

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「前から思ってたんだけど、あんたら付き合ってんの?」 「え!何で!?」 優の唐突な質問に、日和は目を丸くした。 「市くんとか呼んでるの日和だけだし、他のクラスメイトと比べたら、あんたら特別仲いいじゃん」 「そっ…それはあれだよ!私が身長低いから、市くんは面白がってるんだよ!子供扱いばっかしてくるもん!それに市くんみたいな格好いい人が、私なんか相手にしないよ!あとあとー…」 日和が必死で説明を始めると、優は突然笑いだした。
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