第一章

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「あっぶねえー…こんなのまだ入ってたのかよ」 一方の想平は、トイレに着くと同時にプリクラを取り出し、まじまじと眺めていた。 「あいつにだけは見られたくねえからな…」 そうつぶやくと、プリクラを小さく折り畳んで、そのままごみ箱に捨ててしまった。 「もう終わったんだよ」 想平はトイレを後にした。
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