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天音『冷蔵庫開けてもいいかな?』
陽『あぁ構わないぞ』
天音『色々あるね…カレーのルーもあるしカレーでいいかな?』
陽『ああ…』
天音『それじゃぁ陽君はくつろいで待ってて』
言われた通りに俺はソファーでくつろぐことにした。
陽『ふと思ったんだが晩飯作って貰ってるんだよな俺って』
うわぁなんかそう思ったら急に恥ずかしく思えて来た
トントントン…
天音『♪~~♪』
包丁のリズミカルな音と一緒に天音の鼻歌まで聞こえてくる。
陽『機嫌がいいことだな天音は…』
プルル…
陽『ん?誰だよ…って薫からかよ…』
薫【お客様の携帯のご請求が…】
陽『早く用件言え切るぞ』
薫【ちっ…なんだいノリの悪い子だよ…所でどうだい家に天っちがいるんでしょ?】
陽『な!』
天音『どうしたの?陽君?』
陽『い、いや気にしないでくれ』
ふぅ…なんとか天音を誤魔化せたな…
というよりこいつは!
陽『何で知ってんだよ!薫らは俺が料理教えることしか知らねえだろ』
薫【ふふっ、いやぁ本当にいるとは思わなかったよ。ネタの提供ありがとうね】
陽『ちょっ…お前…切りやがった』
あいつ…途中で切りやがった
めっちゃ悔しい…
薫にいらん情報を与えてしまった…
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