新しい春

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長い一日が終わり家に帰った。 結局、大谷とは朝以外話さなかった。 理由は簡単。午後も全部寝てたから 今俺はマンションのエレベーターに乗っている。 表示板が5を示した所で降りた わかりにくい言い方をしたがようするに五階に住んでいる。 「だだいま。」 「・・・・・・・・」 誰からも帰ってこない。 当たり前だ。俺は一人暮しだ。 親に捨てられたようなもの・・・ 適当に飯作って食べて、 部屋のベットに寝転がった。 やっぱり一人でいるのは無理だ。あのことを思い出しそうだ。 最悪の時代・・・俺の なことを考えているといつのまにか眠っていた。
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