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ある村に血を浴びた少年が立っていた。
少年の手には血塗られた刀、周りには倒れた盗賊や歳老いた男性が倒れていた。
その男性はこの村の長老であった。
少年はこの村の長老を殺したのだ。
周りには騒ぎを感じとった村人達が集まり始めた。
少年は見られる事を恐れ、その場を走りさる。
しかし一人の美しい女性が腕を組み、少年を見ていた。
『何をしているのですか。
何故長老を殺したのですか。
グリード』
『わけは話したくない。
あんたが知る必要はない』
グリードと呼ばれた少年は女性を睨みながら刀の血を払いだ。
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