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ヤマタノオロチのいけにえを捧げる当日になる。
グリード、バビー、アウミ、リダ、他数名の村人が山道を歩いていた。
『ヤマタノオロチはどういう奴なんだ?』
『ヤマタノオロチは三首の龍です。
皮膚が硬く並の武器では傷すらつけられません』
リダは答えた。
『成る程。
心器が必要か』
『心器とはなんなのですか?』
アウミはグリードを横目で聞いた。
『心が武器、防具にかわる。形も能力も人それぞれだ』
グリードは答えた。
『貴方は心器も使えたのですね。
流石は断罪者です』
バビーは感心していた。
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