第弐話

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ヤマタノオロチのいけにえを捧げる当日になる。 グリード、バビー、アウミ、リダ、他数名の村人が山道を歩いていた。 『ヤマタノオロチはどういう奴なんだ?』 『ヤマタノオロチは三首の龍です。 皮膚が硬く並の武器では傷すらつけられません』 リダは答えた。 『成る程。 心器が必要か』 『心器とはなんなのですか?』 アウミはグリードを横目で聞いた。 『心が武器、防具にかわる。形も能力も人それぞれだ』 グリードは答えた。 『貴方は心器も使えたのですね。 流石は断罪者です』 バビーは感心していた。
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